択一憲法で8割取るためにどんな勉強をしたか?
という主旨の質問のメールを頂いたので、このブログにも
私の採ってきた勉強方法や使った本を記事に書いておきます。
(記事のネタになりそうだったので、活用。)
…といっても、たいしたことは書けないので
参考になるかどうかは甚だ怪しいもんですが。
最初に何を勉強するのがいいかという点では、
たぶん伊藤真・試験対策講座(通称シケタイ)でいいと思う。


司法試験受験生には言わずもがなだと思うけど、
あまり熟読しすぎずに、とにかく早く回してしまうことが大事。
最近の版はかなり厚くなっていることもあるし。
択一は過去問が大切といわれるけれど、
過去問だと今は出なくなったような形式の問題も多いので
(例えば文章並び替え問題とか)
私の場合は択一問題集を中心に演習した。


たまにセミナーなどで古い年度の問題集を安く売っていることがあるので、
3年分くらいを手に入れて解いていくといいんじゃないかと。
百選は読むべきか?
択一に関しては、問題集と予備校の答練で出てきた判例を
そのたびごとにチェックするのでとりあえずなんとかなるかと。
ただそれだと個数問題などで「最高裁がそういう判決を出すか?」
という判断があやふやだったので、横着するために収録数の少ない
(これまた伊藤塾系だけど)伊藤真の判例シリーズを一通り読んだ。

憲法って条文と判例の知識だけで、かなり解ける問題が多い。
なので出てきた条文は、そのつど択一六法とかで確認するといいのでは。
新・旧司法試験完全整理択一六法憲法 2008年版 (2008) (新・旧司法試験択一受験シリーズ)
あと、このブログのサイドにもしばらく載せてるけど、
答練の成績がいまいちよろしくないときに読んだら
それ以降かなり解けるようになったのが、有斐閣の以下の本。




なんかほら、答練とかで内閣法とか妙に細かな知識を問う問題が出てきて、
「そんなの使ったテキストには載ってなかったな」というときってあると思うんだけど、
この二冊を読むことで、そういう状況がかなり少なくなったと思う。
答練の問題の元ネタにされることが多い本だからだろうけど。
実際、答練の平均点は、この本の前が7割ほどで後が8割〜9割になった。
ただ本試験でも有効か?と聞かれると、
この二冊をしっかり読むまでは必要ないような気もしないでもない。
あとは「もっとも正しい語句を多く含む肢を選択せよ」形式の問題。
これは辰巳の答練(短答オープン)で毎回のように出題されたので、
それを解いているうちに慣れてそこそこ速く解けるようになった。
えーと、今思い浮かぶのは以上です。
憲法・民法・刑法では憲法を苦手としている人も多いみたいなんだけど、
憲法ってたぶん一度そこそこ取れるようになると
あまり勉強しなくてもガクッと点が悪くなることはなくなると思う。
私も去年一年間は、憲法はほとんど択一の勉強しなかったし。
条文が少ないことがひとつと、あとは最高裁が言う言わないもそうだけど
考え方のようなものが身に付くと判断がつくようになるからだと思う。
まとめると、
1.条文はモロに聞かれることがあるので大事
2.判例は「最高裁が言うか言わないか」の切り分けに大事
3.問題形式が最近の本試験問題に近い問題集や答練を重視
以上が主なところでしょうか。
えー、本当に僭越ながらですが。
何かひとつでも、ごく一部でも参考になるところがあれば幸いです。